京極夏彦という作家、直木賞もとり、すっかり有名人。
大学に通っていた頃、綾辻行人の「十角館の殺人」を読んだのをきっかけに、当時流行っていた新本格と呼ばれるジャンルのミステリを読みまくったのです。 ちょうどその頃、すい星のようにデビューしたのが彼。 ミステリ・ルネッサンスとオビに書かれたそのデビュー作が「姑獲鳥の夏」でした。 初めて読んだとき、独特の世界観、人物や時代設定もさることながら、憑物落しという特殊な形での謎解きに酔い、そしてあまりのオチに「なんでやねん!!」と突っ込んでしまいました。そのときはなんでやねん的オチにばかり気をとられていたのですが、数年経ってからふと読み返してみると、明らかに一回目に読んだときよりも面白い。もっともっと世界に入り込めるのです。というカンジで、個人的には、京極夏彦氏の作品は読み返したときのほうがより面白く感じるのです。 私を京極ワールドに引き込んだその作品が、とうとう映画化されてしまいました。 「映像化されたらどうなるんだろう」とは思っていたし、京極堂シリーズは映画化しやすいと思うのですが、大抵の小説は映画化されるとがっかりしてしまう。 はたして、どうなんでしょうか。 個人的には堤さんはミスキャストのような気がしますが。本木さんあたりがよいのでは・・・。 あくまでも、個人的な意見。
by ditao
| 2005-06-19 18:22
| 読書
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